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2024.01.26

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【転職応援】配送ドライバーの仕事内容や必要な資格を解説

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配送ドライバーとして働きたいという方は、どのような理由で配送ドライバーを希望されているのでしょうか。今回は配達・配送業の仕事内容やメリット・デメリット、必要な資格まで詳しくお伝えしていきます。

配送ドライバーの種類と仕事内容

配送ドライバーとは、色々な荷物を車やバイク・自転車で商品をお客様に届けることが主な仕事内容です。配達するものは食品や家電製品、日用品など、お客様のニーズに合わせて様々です。ここでは、配送ドライバーの種類と仕事内容を紹介します。

配達・宅配

配達・宅配は、荷物の集荷や配達、配達料の徴収などが主な業務です。配達・宅配は近年、ECサイトの普及に伴って需要が高まっています。
配達・宅配は時間指定の荷物も多いため、効率の良いルートを覚えて配達することが大切です。また、配達順に取り出しやすく荷物を積み込むことも、効率良く配達していくポイントになります。
荷物を確実に届けることはもちろん、企業や個人宅に荷物を直接届けるため、受け渡しの際の丁寧な対応も求められるでしょう。

ルート配送

決まった商品を倉庫から積み込んで、決められた場所へ届けるのがルート配送の仕事です。届け先は、ドラッグストアやコンビニなどの店舗、商品を定期購入している個人宅などになります。
届け先は近距離が多く、軽ワゴンや小型車でも業務は可能です。また、商品と配送先が決まっているため、要領をつかめば難しい仕事ではありません。ただし、商品がないと営業ができない店舗や施設が届け先であるため、配送時間の正確さが求められます。
ルート配送は一定数のニーズがあり、多数の求人がある仕事と言えます。

フードデリバリー

情勢の変化に伴い、飲食店がテイクアウト制度を導入する中、同じように台頭してきたのがこのフードデリバリーです。注文が入ると飲食店に出向き、注文商品を個人宅に届ける、という仕事です。
この情勢下でニーズは急拡大しており、また短時間からでも始められることから、あらゆる世代の人々がチャレンジしやすい仕事と言えるでしょう。

引っ越しドライバー

引っ越しをご希望のお客様の荷物を現住所から引っ越し先にお届けする仕事です。
大きな家具を持ち運ぶことも多く、配送業の中でも特に体力が必要な仕事と言えるでしょう。また、全額日払いや短時間勤務など、柔軟な働き方ができる求人が多いことも特徴です。

配送ドライバーの仕事のメリット

配送ドライバーにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

未経験でも採用されやすい

配送ドライバーの仕事は、仕分けと荷物の積み込み、積み下ろし、配送先へ荷物を届けることが主な業務です。煩雑な作業はあまり発生しないため仕事が覚えやすく、未経験の方でも始めやすい点もメリットでしょう。
配送ドライバーの求人は非常に多く、転職しやすい職業とも言えます。

仕事の自由度が高い

運転中は1人の時間なので、比較的自由な心持ちで働けます。また、短時間勤務や日払い勤務OKの求人も多く、そのためフルタイムで働く事は難しいが社会に関わっていたいという方や、空いた時間に少し稼ぎたいという方など、柔軟な働き方がしたい方にはピッタリの職業と言えます。
さらに、配送先が固定で業務を覚えやすいルート配送や、日中業務が多くて比較的早く仕事が終わる引越しドライバー、拘束時間は長いですが高収入を得ることもできる長距離ドライバーなど、自分の能力、生活に合わせた働き方を選ぶことができます。

働き方によっては高収入を得られる

基本的には、配送ドライバーは時間給が高く、労働時間が長ければ長いほど収入が増えるため高収入を得ることができます。
配送ドライバーの中で高収入を得られる業種として挙げられるのが大型トラックの長距離ドライバーです。
大型トラックのドライバーは「大型免許」の取得が必要になりますが、取得難易度が高いため資格保持者は多くありません。そのため、給与も高い傾向です。また、大型トラックの長距離ドライバーより安価にはなりますが、引越しドライバーも働き方によっては高収入を得ることが可能です。

配送ドライバーの仕事のデメリット

一方、配送ドライバーにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。正しく理解し、求人を選ぶ際の参考にしてください。

体力を使う

配送業は、荷物の積み込みと積み下ろし、運搬など体力を使う業務もあります。特に引越しドライバーの場合は重い家具の運搬もあるため、より体力を使う仕事です。
運転自体も、長時間運転すると体力を使います。疲れて運転に集中できなくなると事故のリスクも高まるため、基本的に体力が必要な職業と言えるでしょう。

安全運転を心がける必要がある

お客様の大切な荷物をお預かりしている以上、安全運転を心がけることは必須と言えます。
もし事故を起こした場合、乗っている車には社名が書かれていることが大半ですから、会社の信用問題にもつながります。常に運転には気をつける必要があるでしょう。
また、事故の際のトラブル対処法がしっかりしている会社を選択した方が自分のためとも言えます。

配送ドライバーに必要な資格

最後に、配送ドライバーの仕事で役立つ資格をみていきましょう。

普通自動車免許

普通自動車免許は、日本の道路(公道)で普通自動車などを運転することができる国家資格です。普通自動車免許で運転できるのは、車両総重量3.5トン未満かつ最大積載量2トン未満の自動車に限られ、乗車定員10人以下の車しか運転できません。18歳から取得可能になります。
ただ、普通自動車免許は何度か改正されており、運転できる範囲が変わっていることに注意が必要です。平成29年3月12日以降に普通免許を取得した方は、普通自動車以外は一切運転することができません。
しかし平成29年3月12日以前に普通自動車免許を取得した方の場合は、取得した時期によっては、準中型自動車の一部を運転できる場合があります。

参考:運転免許証と車検証をチェックして運転できるトラックかどうか必ず確認しよう|全日本トラック協会

準中型自動車免許

準中型自動車免許とは、3.5トン~7.5トン、最大積載量2トン~4.5トンまでの自動車を運転するために必要な運転免許です。18歳以上で免許を取得できます。
準中型自動車免許自体は平成29年3月12日に創設されました。これにより、以前は普通自動車免許で運転できていた自動車も、準中型自動車免許を得なければ運転できなくなっています。

中型自動車免許

中型自動車免許は、中型自動車とされる車両総重量7.5トン~11トン、最大積載量4.5トン~6.5トンまでの自動車を運転するために必要な運転免許です。免許の取得は、20歳以上かつ普通自動車免許等を保有して2年経過している必要があります。
中型免許で運転できるのは、4tトラックや6tトラックといった配送業界でよく使われる車両です。中型ドライバーは配送業界を中心に非常に需要が高く、取得しておきたい運転免許の1つです。

大型自動車免許

大型自動車免許は、車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上の大型自動車を運転するために必要な運転免許です。大型自動車免許の取得には、21歳以上かつ普通免許等を3年以上保有している必要があります。
大型自動車免許を取得していれば、大型トラックはもちろん、ダンプカー、ミキサー車といった大型の自動車も運転できるようになるため仕事の幅が広がります。配送業のドライバーになった場合、大型自動車を運転することで高収入を目指すことができます。

けん引免許

けん引免許は、けん引装置を有する自動車を運転する際に必要になる免許の1つです。けん引する自動車を運転するには、通常の運転免許に加えてけん引免許が必要になります。
例えば、けん引装置がついているのが大型自動車であれば、けん引免許とともに大型自動車免許が必要です。 ただ、乗車定員1名を乗せた状態で車の総重量が750kg以下の車のけん引、及び故障車をロープやクレーンを使ってけん引する際には、けん引免許は必要ありません。

フォークリフトの運転免許

フォークリフトとは貨物の積み下ろしに使われる乗り物で、乗務するためには「フォークリフトの運転免許」が必要になります。配送ドライバーの業務にはフォークリフトを使う機会が多いため、ぜひ取得しておきたい資格の1つとなっています。

クレーンの運転士免許

クレーンの運転士免許は、クレーンを運転する際に必要になる資格です。
つり上げ荷重が5トン未満や、5トン以上でも跨線テルハならばクレーンの運転の業務特別教育、5トン以上の床上操作式ならば床上操作式クレーン運転技能講習を受けることで運転可能になります。
つり上げ荷重が5トン以上(床上運転式も含む)の運転になると、限定なしのクレーン・デリック運転士免許やクレーン限定のクレーン・デリック運転士免許、床上運転式クレーン限定のクレーン・デリック運転士免許等が必要です。

まとめ

配送ドライバーは、人々の生活には欠かせない仕事のため今後も需要の高い業界です。運転免許を取得していれば未経験の方でも始めやすい仕事なので、配送業に興味がある方はこの記事を参考に、自分に合った仕事を探してみてはいかがでしょうか。

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