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2023.06.19

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アルバイト・パート採用におすすめの時期とは?

BaseUpp

自社が求めるアルバイトやパートの人材を効率よく採用するには、適切なタイミングで募集活動を始めることが重要です。実は、アルバイトやパートで働きたいと思っている人が動き出すタイミングやあまり動かない時期があります。

本記事では、学生や主婦などターゲット毎の募集に適した時期や募集する時のポイントについて解説します。

アルバイト・パート希望の求職者が動き出すタイミング

採用コストをできるだけ抑えて、効率よく採用活動を行うには、応募者が集まりやすい時期に合わせて求人募集を行う必要があります。アルバイトやパートの仕事を探している人が動き出すタイミングを紹介します。

アルバイト・パートの採用市場

2020年から流行が拡大した新型コロナウイルス感染症の影響で、ここ数年はアルバイトやパートの求人数は減っていました。しかし、今年に入ってハローワークに出されたパートの有効求人数を見ると、回復傾向である売り手市場となっています。

例えば、令和4年2月の有効求人数は944,793人、有効求人倍率は1.34倍に対して、令和5年2月では有効求人数は1,045,978人、有効求人倍率は1.49倍となっています。

アルバイトやパートの採用市場が売り手市場になっている現在、企業としては求めるアルバイトやパート社員を採用するのが難しい状態であり、効率良く採用活動を進める必要があります。

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年4月分)について」

企業がアルバイト・パートを採用したい時期

アルバイトやパートの採用ニーズは、人員計画を見直す時期や欠員が増える時期に高まるのが一般的です。業種別では、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始など繁忙期の前に、飲食業やサービス業は採用ニーズが高まります。

●企業の採用ニーズが高まる時期
2~3月 新年度に向けた人員計画による増員
現在雇用している学生が進学や就職で退職することによる欠員補充
9~10月 下半期に向けた人員計画による増員
ゴールデンウィーク
お盆休み
年末年始
繁忙期による増員募集

アルバイト・パートの求職者が動き出すタイミング

アルバイトやパートを効率よく採用するには、求職者が動き出すタイミングを理解する必要があります。なぜなら、求職者が少ない時期に募集しても、応募者がなかなか集まらないからです。求人媒体などを利用している場合、応募者が集まらなければ掲載期間が長くなり採用コストが膨らみます。

求職者は、前職から退職した際や学校の入学卒業などのタイミングで動き出すのが一般的です。特に、年度の変わり目には転職や進学によってアルバイトやパートの求人を探す人が増えやすい傾向があります。また、長期休暇の前後は学生やフリーターからの応募も増えます。

ターゲット別/アルバイト・パート採用おすすめの時期

アルバイトやパートを募集する際には、まずどのような層の人材を採用したいのかターゲットを考える必要があります。その上で、学生や主婦、フリーターなど層に合わせて、募集のタイミングやアピールする内容を検討しましょう。

大学生

大学生を採用したい場合には、テスト期間の後や夏休みなどのタイミングで募集をかけるのが良いでしょう。

・前期テスト期間後:1月下旬~2月中旬
・後期テスト期間後:7月下旬~8月上旬
・夏季休暇後:9月初旬~10月末

このほか、入学や進学による生活変化に慣れた頃のゴールデンウイーク明け、夏休みや冬休み中、春休み期間中の短期バイトを探す時期などを狙うと良いでしょう。

また、2〜3月は新卒入社できなかった大学生を長期のアルバイトとして採用できる可能性があります。

主婦

主婦層を採用するには、子どもの学校行事やスケジュールを考えて募集時期を決める必要があります。

・子どもの入園や入学が落ち着いたゴールデンウィーク明け
・夏休みや冬休みなどの長期休暇明け

お子さんがいる家庭や共働き世帯の場合には、年末年始や大型連休、お盆休みなどの長期休暇は主婦層からの応募が集まりにくくなります。子どもの入園入学時期や長期休暇が明けた後に募集すると応募が獲得しやすくなります。

フリーター

フリーターを採用したい場合には、就職したけど「会社や職場の雰囲気が合わなかった」や「仕事が合わなかった」などの理由で、早期離職する人が出る5月ぐらいに募集をスタートするのがおすすめです。

また、ボーナスを受け取った後の6月と12月も退職が増えるタイミングです。「フリーターから正社員を採用したい」「長期間フルタイムで働いてくれる優秀な人材が欲しい」という場合には、5月・6月・12月に募集を開始することを検討してみましょう。

アルバイト採用のための4つのポイント

アルバイトやパートの募集をしても「なかなか応募者が集まらない」「求める人材が採用できない」と困っている場合には、次の点を見直してみましょう。

採用ターゲットと求人情報を明確にする

アルバイトやパートを採用するには、まず最初にどのような人材を採用するのかターゲットを明確にする必要があります。前章で紹介した通り、学生と主婦では仕事を探すタイミングが異なります。 ターゲットの求めている条件をイメージした上で、次の点を事前に決めておけば、ターゲットに合わせたタイミングでスムーズに募集を開始できます。

・職種や業務内容
・契約期間
・勤務場所
・勤務時間
・賃金(時給)

応募者をたくさん集めるのは、ターゲットが不安を持たずに応募できるように求人条件を明確に伝えることが大切です。

またターゲットの立場を理解して、どのような条件を求めているのかをイメージして魅力を付け加えましょう。

例えば、学生の場合にはアルバイトやパートに次のような考えを持っていると想定できます。
・授業が終わった後や土日にアルバイトしたい
・試験期間や就職活動の期間はアルバイトするのが難しくなる
・まかないや社員割引など時給以外のメリットがあるとうれしい
・社会人としての経験が得られ就職活動に役立つ

主婦の場合には次のようなことが考えられます。
・子どもが幼稚園や小学校から帰宅する時間までの勤務で働きたい
・学校行事や子どもが急病の時には休みたい
・未経験やブランクがあっても大丈夫な仕事

募集方法を選ぶ

採用ターゲットと募集条件が定まったら、募集方法を検討します。募集方法によって費用や応募数が大きく変わります。

●求人サイト

メリット ・求職者はいつでもどこでも求人情報を閲覧できる。
・写真や動画などを使ってアピールできる。
デメリット ・スペースや掲載期間に応じて費用がかかる。
・競合が多く、自社の求人が埋もれやすい。

●求人情報誌やフリーペーパー
メリット ・エリア別に発行されるため、その地域の人材を採用しやすい。
デメリット ・応募が無くても費用が発生する。
・掲載するスペースが限られているため十分な情報を提供しにくい。

●ハローワーク
メリット ・無料で利用できるので採用コストを抑えられる。
・その地域の人材を採用しやすい。
デメリット ・求人票の様式が決まっているため、自由に情報を掲載できず十分なアピールがしにくい。

●自社の採用ホームページ
メリット ・求人サイトでは伝えきれないような魅力をアピールできる。
・ターゲットに合わせて細かな条件を記載できる。
デメリット ・自社で制作する場合には人件費や管理の手間がかかる。外部に依頼する場合は制作費がかかる。
・求職者に見てもらうための工夫やSEO対策が必要。

募集スケジュールを決める

アルバイトやパートを募集する際には、採用して働き始める時期から逆算してスケジュールを決める必要があります。募集開始のタイミングが悪ければ、応募が集まらなかったり、欲しい時期に採用が間に合わないかもしれません。

先ほども紹介した通り、学生や主婦などターゲットによって、求職で動き出す時期が異なります。また、求人方法によって申し込みしてから、求人情報が掲載できるまでの日数が異なります。例えば、求人情報誌やフリーペーパーでは1週間程度かかるので、求人情報の掲載を決定してから求職者の目に触れるまでの期間についても考慮する必要があります。

応募後の採用手順を見直す

応募から選考、採用までの工程をスムーズに行うために、手順についても見直しておきましょう。

●選考期間
慎重に選考しようと、応募から採用までの選考期間が長すぎる場合には、応募者が途中で辞退してしまう可能性があります。アルバイトやパートの場合には、すぐに働きたいと考えている応募者が多いため、応募してから採用の連絡までは1週間以内、遅くとも10日以内には行いましょう。

●選考工程
応募書類が多い、記載すべき項目が多い、面接回数が多いなど応募者が負担に感じるとマイナス要素となります。選考項目や工程も見直しておきましょう。

●迅速な連絡
採用成功には応募者へのスピーディーな対応がカギになります。連絡が遅くなれば、他社や他店が先に採用を決定してしまう可能性があります。面接日程などすぐに対応が出来ない場合は、「調整のうえ、〇日までにご連絡致します。」と、まずは応募者とコミュニケーションを取るようにしましょう。

まとめ

効率よくアルバイトやパートを採用するには、適切なタイミングや求人方法で募集することが重要です。求人方法にはいろいろな手段がありますが、最も一般的なのは求人サイトです。しかし、掲載型の求人サイトでは、原稿サイズ(スペース)や掲載期間に応じて費用がかかります。

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