【Indeed対策】検索アルゴリズムを理解して表示回数を増やす
Indeedに求人を掲載しているけど、「応募者が集まらない」という企業は少なくないのではないでしょうか。Indeedの効果を改善して表示回数を増やすには、Indeedの仕組みを理解することが重要です。
本記事では、Indeedの検索表示アルゴリズムの基本と、自社の求人の表示回数を増やすためにすべきこと、クリック率を改善する方法を詳しく解説します。
この記事の目次
Indeed検索表示のアルゴリズムとは?
Indeedに求人を掲載して、最大の効果を生むにはIndeedの検索表示の仕組みを理解することが重要です。
そもそもIndeedとは
「Indeed(インディード)」とは、求人情報に特化した検索エンジンです。一般的な求人サイトとは仕組みが異なります。職種や会社名などの「キーワード」と「勤務地」を指定すると、いろいろな求人サイトや採用ホームページに掲載されている求人情報の中から、条件に合った求人が表示されます。
一般的な求人サイトは、求人広告を掲載することで料金が発生する「掲載課金型」か、採用や応募、クリックなど成果が発生して初めて料金が発生する「成果報酬型」に分けられます。どちらも掲載を申し込んで、指定のフォームに情報を登録することで求人が掲載されます。
一方で、Indeedは、大手の求人サイトだけではなく、さまざま企業の採用情報ページを、プログラムが巡回して求人情報を自動的に収集(クローリング)してIndeedに掲載しています。そのため、月間求人数520万件と膨大な求人情報を閲覧できるのが最大の特徴です。
Indeed検索表示のアルゴリズム
検索表示のアルゴリズムとは、検索結果の表示順を決めるプログラムのことです。そもそもIndeedの検索表示のアルゴリズムは公開されていませんが、Indeedが検索エンジンであることを考えると、求人掲載企業や求職者のニーズを参考にしていると予測できます。
Indeedはクローリング掲載の他に、直接情報を入力することで求人を公開する「直接投稿」もできます。直接投稿も基本的には料金は無料です。料金が発生するのは、有料オプションの「スポンサー求人」を利用した場合です。
「スポンサー求人」を利用した場合は、クリックによって課金されます。無料掲載の場合は、求人原稿を作成した日付が新しいほど、上位で表示されやすくなります。
Indeedで上位表示や表示回数を増やすためにできること

Indeedに求人を掲載する企業は、どのような工夫をすると上位表示されたり表示回数を増やすことができるのでしょうか。
有料枠で求人を掲載する
無料でクローリングされた求人よりも、有料オプションの「スポンサー求人」を利用して求人を掲載したほうが、圧倒的に求職者に閲覧される機会は増えます。
すでに有料広告を利用している場合は、広告予算を上げることで表示回数アップが見込めます。しかし、エリアや職種、条件、時期など様々な要因で結果は大きく変わってきますので、運用状況を分析しながら予算を上げるタイミングや金額は慎重に進めましょう。
求職者が検索しそうなキーワードを入れる
Indeedは、職種や会社名などの「キーワード」と「勤務地」を指定することで、該当する求人が表示されます。そのため求人原稿の中に、求職者が検索するキーワードが多ければ多いほど表示される確率が高くなり、求人情報のクリック数が多くなります。
しかし、どのようなキーワードで検索する人が多いかを予想するのは簡単ではありません。そこでIndeedには、人気の高いキーワードを紹介する機能が用意されています。
「採用市場レポート」は、スポンサー求人で一定額以上を使用することで利用できる機能ですが、職種とエリアで絞り込んだ人気キーワードなどの情報を調べることができます。
求人情報を最新に保つ
前章で無料掲載の場合は、求人原稿を作成した日付が新しいほど、上位で表示されやすくなると説明しました。また、各求人情報には「〇日前」というような表示がついて、求職者はいつ掲載された原稿か知ることができます。
有料オプションの「スポンサー求人」であっても、掲載されてからかなり日数が経っている求人は、もう募集していないのではないかと思われたり、人気がない求人なのではと敬遠される可能性があります。求人情報は、できるだけ最新の状態にしておきましょう。
アルゴリズムの仕組みを理解した次は求人改善が重要
求人情報で上位で表示して表示回数を増やすことができたら、次に求人内容を改善してクリック率を改善しましょう。
職種名を20文字程度にする
Indeedで仕事を探している求職者は、スマートフォンを利用する人が多くいます。Indeedをスマートフォンで見たときに、1行に表示される職種名は20字程度です。文字数が多すぎる場合、一目で職種の内容が分からず、読み飛ばしてしまう可能性があります。
職種名は仕事内容がわかるように記載する
職種名は、仕事内容がイメージできるように記載します。例えば、営業職だけでは、どのような商品やサービスを誰に提供するのかわかりません。職種名の書き方ついて、Indeedの公式サイトでは次のような書き方を推奨しています。
業務内容を記載し、特定の業界の経験がある応募者をお探しの場合は、業界を明確に記載することでより適格な候補者を見つけることができます。
○ 良い例
「伝票整理・資料作成スタッフ」、「通訳コーディネーター」、「お菓子の販売」、「風力発電システムエンジニア」など
✕ 悪い例
「オープニング募集!未経験OK」、「コーディネーター(パート)」、「東証一部上場 部長代理」、「ふれあいスタッフ」など
引用:Indeed サポート - 効果的な求人票の書き方
企業ページを活用する
Indeedでは、企業情報を発信できる「企業ページ」が無料で利用できます。「企業ページ」には、「企業の魅力」や「口コミ」「写真」「質問箱」などの情報を掲載することが可能です。
企業ページに、会社の雰囲気が伝わりやすい画像や動画、企業レビューを掲載することで、会社の社風やビジョンを発信してブランディングが可能となります。
求人情報に写真も掲載する
Indeedは、スマートフォンのページに写真の掲載ができます。求人情報は、基本的に文字で構成されているため、検索結果で表示される画面で、他社の求人情報と差別化を図るのが難しい場合があります。写真を掲載すると視覚的な効果で、検索結果一覧の中で自社の求人を目立たせることができます。
文字だけでは伝えることが難しい情報を、一目で伝えられるのが、写真を掲載するメリットです。ただし同業種、同職種の求人の場合、他社も似たようなイメージの写真が掲載することがあるので、写真を選ぶ際には工夫が必要です。
検索画面に自社の魅力が表示されるように工夫する
Indeedで求人を検索すると、画面にはたくさんの求人情報が表示されます。求職者は、その情報を比較検討して興味を持った求人をクリックして詳細を確認します。
そのため、検索結果の画面には、自社の魅力が表示されるように工夫が必要です。検索結果で表示されるのは、「職種名」「雇用形態」「給与」「勤務地」です。
コストを抑えてIndeedに求人を掲載するには
これまで説明してきた通り、Indeedは有料オプションの「スポンサー求人」を申し込まなければ、基本的に無料で利用できます。無料掲載には、求人情報を自動的に収集して掲載するクローリング掲載と直接投稿があります。
しかし、クローリングや無料掲載では求人情報が埋もれてしまい、応募効果はあまり見込めません。
「低コストでIndeedに求人を掲載したい」という場合は、求人サイトBaseUpp(ベースアップ)がおススメです。
求人サイトBaseUpp(ベースアップ)に求人を掲載すると、Indeed、求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索など複数のアグリゲート型求人サイトに自動連携で表示されます。
求人サイトBaseUpp(ベースアップ)は応募課金型の求人サイトのため、Indeedの有料広告枠に求人が掲載されますが、掲載費用は無料です。応募があってはじめて費用が発生します。さらに、料金も業界最安値クラスで、1応募あたり2,500円からなので、採用コストを抑えることができます。
※応募課金額は雇用形態×職種の組み合わせで変動します
まとめ
Indeedは基本的に無料で利用できるため、多くの企業の求人情報が掲載されています。多数の求人情報の中から求職者に自社の求人をみつけてもらうには、Indeedの仕組みや掲載のポイントを理解することが大切です。
有料オプションの「スポンサー求人」で表示回数を増やすこともできますが、クリックだけで応募に繋がらないケースも考えられます。
コストを抑えて応募者を集める方法の1つとして、応募が来るまで無料で求人を掲載できる応募課金型の求人サイト「BaseUpp」の利用も、ぜひ1度検討してみてはいかがでしょうか。