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2023.01.19

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求人票キャッチコピーの作り方と事例を紹介

BaseUpp

大量にあふれる求人情報の中で、自社に注目してもらうためには、求職者の興味を引き付けるキャッチコピーが重要です。

そこで本記事では、求人票キャッチコピーの作り方とコツ、そして他社の好事例を紹介します。

求人票にキャッチコピーはなぜ必要?

そもそもキャッチコピーとは、商品やサービス、作品などを印象づけるための短い宣伝メッセージのことです。では、求人票になぜキャッチコピーが必要なのでしょうか?その主な理由は次の3つです。

①自社の魅力を一目で伝える
②印象に残りやすい
③詳細な求人情報を見てもらうため

自社の魅力を一目で伝える

先ほども述べましたがキャッチコピーとは、商品やサービスの魅力を短いメッセージで表現して、見た人の気持ちを引き付けるものです。いくら求職者に自社の魅力を伝えようと思っても、それが長文すぎる場合には、反対に求職者の読む気を失わせる可能性があります。

自社の魅力を短いメッセージで一目でわかるように伝えることができれば、大量の求人情報の中でも目に留まりやすく、求職者の興味を引き付けることが期待できます。

印象に残りやすい

少子高齢化による労働人口の減少により、近年では多くの企業が深刻な人手不足問題を抱えており、若年層から中高年層まで幅広く売り手市場となっています。企業は、優秀な人材を他社と競って採用しなければならないため、より効果的な採用活動を行うことが必要です。

このような背景から、大量にある求人情報の中で他社と差別化を図り、自社のことを求職者の印象に残すためには、求人票にキャッチコピーを活用することが重要となっています。

詳細な求人内容を見てもらうため

キャッチコピーは、大量の求人情報の中から求職者に自社の求人を見つけてもらい、そこから求人内容まで見てもらうきっかけとなります。キャッチコピーで、魅力を感じてもらえば、より詳しい求人内容を知りたいと思うでしょう。

キャッチコピーは自社の魅力を伝えるものですが、すべて盛り込むのではなく、少しでも関心を持ってもらうことが目的です。
「どんな会社なのかな」「どんな仕事をするのだろうか」というように、興味や関心を持ってもらうことで、詳しい求人情報まで見てもらうことが大切です。

求人票キャッチコピーの作り方

求職者が興味を持つキャッチコピーは、どのように作ればよいのでしょうか。この章では求人キャッチコピーの作り方について解説します。

ペルソナを明確に設定する

求人票のキャッチコピーを作るには、自社が求める人物像と求職者のニーズを理解する必要があります。そもそも、どのような人材を採用したのかを明確にしなければ、キャッチコピーで何を伝えるのかが決まりません。

たとえば、20代の若手人材や30〜40代の経験豊富な人材といった、求める人材の年齢や性別、経験、スキル、属性、独身や既婚、家族構成、育児や介護中などライフステージ、価値観などによっても求職者が求めるものは違ってくるでしょう。そのためペルソナ次第で、キャッチコピーでどのような自社の魅力を伝えるのかが異なります。

自社の魅力や強みを洗い出す

ペルソナが設定できたら、次に自社にはどのような魅力や強みがあるのか洗い出してみましょう。会社の魅力を伝える際に必要な要素としては、次のようなものがあります。

・企業理念やビジョン
・企業風土
・事業内容、商品やサービス
・経営者と社員の人柄や雰囲気
・待遇や制度
・労働環境

上記の要素の中から、他社にはない自社ならではの魅力や強みをリストアップしていきましょう。

ペルソナのニーズとマッチする魅力や強みを選ぶ

設定したペルソナのニーズとマッチする自社の魅力や強みがキャッチコピーのキーワードとなります。キーワードをもとにしてキャッチコピーを作っていきます。

求人票キャッチコピーを作るコツ

求人票キャッチコピーの作り方を理解したところで、より求職者の印象に残るキャッチコピーを作るコツについて紹介します。

短くわかりやすい文章にする

キャッチコピーは、短くわかりやすくすることが最も重要です。前述しましたが、自社の魅力についてたくさん伝えようと、文章が長くなってしまっては、求職者の読む気を失わせる可能性があります。

求職者が興味を持っている業種や職種、企業であればある程度長い文章であっても読んでもらえる可能性は高いでしょう。しかし、売り手市場の業種では求職者が求人募集の文章の全てに、目を通してくれるとは限りません。

一目で求職者に自社の魅力を伝えるキャッチコピーを作るのには、目安として文字数は13文字程度が良いとされています。

求職者のメリットを伝える

求職者が「自分にとってこれはメリットだ」と感じられないようなキャッチコピーは意味がありません。キャッチコピーを作る時には、ペルソナとして設定した求職者が、メリットと感じるような内容にすることが大切です。

数字などを使って具体的に表現する

データなど具体的な数字を、キャッチコピーに入れることで、より魅力が伝わりやすくなります。例えば、「育児休暇が取りやすい」と書くより「育児休暇取得率95%」と表現する方が、求職者にとってわかりやすく魅力的に感じます。

わかりやすい言葉を使う

キャッチコピーに使う言葉は、誰にとってもわかりやすいことを意識しましょう。たとえば、業界や社内で使う専門用語を使ってしまうと、求職者はキャッチコピーの意味を理解できず、伝えたい自社の魅力が伝わらなくなってしまいます。

キャッチコピーとビジュアルを合わせる

求人サイトの多くは、写真を掲載できるようになっています。文字や言葉だけで伝えるより、画像を含んでいた方が印象に残りやすくなるため、積極的に使うようにしましょう。

ただし、キャッチコピーと写真のイメージが一致していないと、求職者は混乱してしまいます。使用する画像は、キャッチコピーはもちろん企業イメージともマッチしているものを選びましょう。

求人キャッチコピーの事例

キャッチコピーを作るのに困ったら、就職生に人気の企業のキャッチコピーを参考にしてみましょう。大手企業は、専門のコピーライターがキャッチコピーを考えています。マネすることはできませんが、他社のキャッチコピーを見ることで、どのような表現が求職者の興味を引くのかポイントがつかめます。

求人票のキャッチコピーは他社と差別化する目的も持っています。他の会社でも使われているようなキャッチコピーでは、求職者の目に留まりません。その意味でも、他社のキャッチコピーをリサーチすることは大切です。

未来を想像させるキャッチコピー

●日本光電工業 「医療の未来を、私たちが照らす」
●サカタのタネ 「はじめの、一粒」
●クックパッド 「料理が楽しみになる未来を一緒につくろう」
●ヤマト運輸 「変わる」が創る「未来のスタンダード」
●凸版印刷 「可能性を絞るには、早すぎる。」

企業理念に沿ったキャッチコピー

●ファーストリテイリング 「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
●良品計画 「社会や人の役に立つ」
●ファミリーマート 「パンか、ごはんか、ファミマか。」
●吉本興業 「一生、面白い仕事」
●農林中央金庫 「意味のある銀行」

働く姿勢を表現したキャッチコピー

●集英社 「その種を、育てよう」
●DeNA 「面白がり、求む。」
●サッポロビール 「誰かの、いちばん星であれ」
●大塚製薬 「Why? 常識を疑え 難しい方へ、難しい方へ行こう」
●博報堂アイ・スタジオ 「Be a Fighter.  噛みつけ。」

まとめ

本記事では、求人票キャッチコピーの作り方と作るコツ、そして人気企業の事例を紹介しました。キャッチコピーを作る際には、自社が採用したいペルソナを明確に設定して、そのペルソナのニーズに合わせた魅力をキャッチコピーにすることが大切です。

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