「遊び心」を大切に。赤城乳業株式会社
みんなが知ってる有名アイス「ガリガリ君」を製造する赤城乳業株式会社。
アイスの可能性を切り開くアイスドリームメーカーとして「遊び心」を大切に、子どもから大人までたくさんの人に「おいしさ」「楽しさ」「豊かさ」をお届けしています。
「あそびましょ。」の企業スローガンには、アイスを考えたりつくったりお届けしたりする時にいつも遊び心を忘れない。ワクワクするようなアイスで世の中を楽しくしていきたい。そんな思いが込められています。
今回、工場見学も行っている 本庄千本さくら『5S』工場 の方に赤城乳業の製品の魅力について、お話を伺いました。
Q．ガリガリ君の「ここが魅力！」というポイントは何ですか？
ガリガリ君の魅力の一つはフレーバー数の多さです。発売からこれまでに累計160種類以上のフレーバーを販売しています。
また、斬新な味や菓子素材などを使用した「ガリガリ君リッチ」シリーズや、高果汁でジューシーな「大人なガリガリ君」シリーズを展開しており、美味しさはもちろん商品によって新しさや遊び心、懐かしさなどを感じてもらうことで、幅広いお客さまに楽しんでいただけたらと思っています。
Q．ガリガリ君の誕生秘話を教えてください！
ガリガリ君が生まれたきっかけは、1964年に発売された赤城乳業のヒット商品「赤城しぐれ」を、子どもが遊びながら片手で食べられるようにアレンジして発売したことです。
カップのかき氷をアイスキャンディーでコーティングすることで溶けにくく、棒が抜けない、現在のかたちになりました。
当初は、かき氷の食感を表す擬音語「ガリガリ」だけの予定でしたが、「お客様にもっと親近感を抱いてもらい、愛されるように」という想いから「君」を追加し、「ガリガリ君」となりました。
Q.ガリガリ君はどのようにして出来上がるのですか？
１３５ｋｇの大きな氷を工場で削り、ガリガリ君味の『アイスクリームミックス』という液体と混ぜてガリガリ君のかき氷を作ります。
アイスキャンディーの中にガリガリ君味のかき氷を入れて、スティックをさしてガリガリ君の出来上がりです。
スティックの中にはお馴染みの『当たりスティック』が入っていまして、食べてからのお楽しみとなっています。
アイスクリーム工場ですが、工場の中は常に２０℃で湿度も５０％以下という快適な製造現場になります。
Q.商品を製造する上でのやりがいを教えてください！
なんといっても自分たちで作った、携わった商品が多くのお店に並んで、それをお客様が手に取ってくれているという事です。
私たちの作ったガリガリ君を食べてもらって、１人でも多くの人の『笑顔』や『おいしい』を作れていると思うと、大きなやりがいになります。
Q赤城乳業は今後どのように進化していきますか？
今は日本がメインですが、将来的に世界でも食べられるアイスキャンディーとしてガリガリ君を広めていきたいです。
そのためにも、『ガリガリ君が日本で一番食べられているアイスキャンディーになりたい』という思いを大切に、様々な分野に可能性を広げていきたいと考えています。
| 設立 | 昭和36年12月20日（創業 昭和6年10月22日） |
| 資本金 | 1,034,000,000円 |
| 売上 | 484億円（2021年実績） |
| 事業内容 | １．冷菓、氷の製造及び販売 ２．一般食料品の製造及び販売 ３．前各号に付随する一切の事業 |
| 本社所在地 | 埼玉県深谷市西島町2-12-1 |
| URL | https://www.akagi.com/ |
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