転職

2022.02.21

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自分に合う仕事がわからない。適職を見つける方法とは?

BaseUpp

「自分にどんな仕事が向いているのかわからない」と悩んでいて、応募先企業をなかなか決めることができないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ところで、自分に合った仕事とは、どんな仕事なのでしょうか。今回は自分に合った仕事の見つけ方についてまとめてみました。

1.【適職】自分に合った仕事とは?

自分にどのような仕事が合っているのか判断するための方法として、利用されることが多いのが「適職診断」です。ハローワークなどで厚生労働省が作成した適職診断を受けることができますが、人材派遣会社などの民間企業が、独自に作成した適職診断もインターネット上で、無料で利用することができます。

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ところで、「適職」とはどのような職業なのでしょうか。辞書で調べると「その人の能力・才能などに合った職業」と書かれています。つまり、適職を見つけるためには、自分の能力や才能を正確に把握している必要があるということです。

なお、適職診断はあくまで自己分析の一つの手法です。その結果だけで自分に合った仕事と判断し、転職先を選ぶのは避けたほうがよいでしょう。

2.自分に合った仕事の探し方ポイント

自分に合った仕事を探すためのポイントをいくつか紹介しましょう。

自分がやりたいことを理解する

まず、自分に合った仕事を探すには、自分がやりたい仕事から考えてみましょう。先ほどの章で書きましたが、適職とは能力や才能などに合った職業のことです。しかし、能力や才能に合っていたとしても、自分が興味を持てない仕事や嫌いな仕事では、仕事を苦痛に感じてやりがいを感じることができません。

もし、やりたい仕事がわからない時には、やりたくない仕事を整理することで、消去法で「この仕事なら興味が持てそうだ」という仕事が見つかるかもしれません。ただし、やりたくないと思う中には、どんな仕事なのか十分に理解していないものも含まれていることがあります。やりたくない仕事をリストアップする際には、どんな点がやりたくない理由になっているのかも、しっかりと考えてみましょう。

何ができるのかを理解する

必ずしも「やりたい仕事」が「自分に合った仕事」とは限りません。理想は「やりたい仕事」=「自分に合った仕事」ですが、どんな人にも向き不向きがあるため、やりたいと思っても自分に合っているとは言えないのです。

一方で、特別に好きな仕事ではなくても、自分のスキルや適性を活かせる「自分に合った仕事」の場合には、効率よく成果を上げられて、結果的に仕事のやりがいを得られるかもしれません。そのため、自分に合った仕事を探す際には、自分がやりたい仕事とは別の仕事も視野に入れて転職活動を行いましょう。

全てが希望通りの会社はない

転職活動では、業界や職種、待遇、勤務地、社風などさまざまな条件を調べて、自分の希望に近い企業を選ぶのではないでしょうか。しかし、全ての条件が希望通りの会社というのは、なかなか見つからないものです。

理想通りの会社が見つからないとは限りませんが、理想を追い求めるあまり、応募先を選べなかったり、一向に転職ができない可能性もあります。希望する条件に優先順位をつけて、譲れない条件と妥協できる条件を明確にしておきましょう。

3.性格別の向いてる仕事とは?

自分に合った仕事がわからない時、あくまでも判断材料のひとつですが、性格で仕事の向き不向きを判断する方法もあります。

内向的な性格の人

内向的な性格で、積極的に他の人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は、人と接する機会が少ない仕事や、特定の人としか関わらない仕事などが向いているかもしれません。

・事務職
・システムエンジニア
・プログラマー
・デザイナー

他の人を支えるのが好きな人

縁の下の力持ちとして、裏方で他の人を支えたいタイプの人は、自分のことより周りの人のことを優先して考えられるのが特徴で、他の人をサポートする業務が向いています。一方で、他の人を優先するため自分が前に出て目立つのは苦手です。そんな方にはバックオフィスの業務やアシスタントが向いています。

・総務事務
・営業アシスタント
・秘書
・介護職

地道にコツコツと仕事をするのが好きな人

地道にコツコツ仕事をする人には、真面目で完璧主義の方が多い傾向にあります。細かな所まで妥協せずに、仕事をやり遂げることができる人といえるでしょう。このような方には、細かなチェックが必要な仕事が向いています。

・税理士
・会計士
・プログラマー
・経理事務

向上心が強い人

向上心や熱意が強い人は、周りの評価や影響力が明確な仕事が向いています。現状に満足せずに、常に努力をできるのが強みです。利益を得ることや目標達成に向けて、リーダーシップや競争力が求められる仕事にモチベーションを高く持ち続けられます。

・営業職
・販売職
・プランナー

マイペースな人

マイペースな人は、のんびり屋、自分勝手などネガティブな印象を持たれがちですが、自分の役割やスキル、特性をしっかりと認識して仕事を進められる人です。また、周囲の雑音に流されず、冷静沈着に正しい判断ができます。向いているのは自由度が高く、評価がわかりやすい仕事です。

・システムエンジニア
・デザイナー
・営業職
・研究員

4.自分に合った仕事を見つける方法

自分に合った仕事を見つける具体的な方法について紹介します。

①自己分析を行う

自分に合った仕事を見つけるためには、まず自分のことを正しく理解することが重要です。自分のスキルや能力、強みや弱み、自分がやりたい仕事、得意な仕事、どんなことにやりがいを感じるかなどを正しく自覚していなければ、自分に合った仕事を見つけることはできません。

自分のことを理解するためには、自己分析を行うことが必要です。自己分析とは、これまでの経験や実績などを振り返って、自分の特徴を整理することです。
具体的には、過去・現在・未来・価値観を軸にして分析を行いましょう。

◇過去の自己分析:自分史を作り、過去の経験を整理して自分の価値観や選択を明確にする。
◇現在の自己分析:自分の強みと弱みを知る。
◇未来の自己分析:5年、10年後のなりたい自分像をイメージする。
◇価値観の自己分析:自分が何を大切にしているか、判断の軸となっているものを理解する。

②客観的な意見を聞く

自己分析は、あくまでも自分の判断となるため固定概念や思い込みがあると、正しく分析を行うことができません。また、長所や短所については、なかなか自分自身では気づきにくいものです。そのような時には、家族や友人など周りの人に協力してもらって他己分析を行いましょう。

他己分析は、第三者からの視点のためより客観的な評価が行え、自分では今まで気づけなかった長所や短所を知ることができる可能性があります。

③幅広い視点で業界や職種を研究する

独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、日本には約1万7,000種類もの職種があるそうです。その中で、あなたが知っている職種は何種類あるでしょうか。より多くの職種について知っていなければ、それだけ選択肢が狭まってしまいます。

自分が知っている職種だけではなく、今まで知らなかった職種や関心の無かった職種にも視野を広げることで、新たに自分がやりたい仕事や自分に合った仕事を見つけられるかもしれません。

④企業が求める人物像を知る

自分に合った仕事と思っていても、企業が求める人物像にマッチしていなければ、採用されることはありません。企業研究を行って企業が求める人物像を理解しましょう。ここでも希望する企業だけでなく、視野を広げていろいろな企業の研究をしてみましょう。企業が求める人物像にあてはまる企業が見つかる可能性があります。できるだけたくさんの情報に触れるのが、自分に合った仕事を見つける最大のポイントです。

⑤キャリアアドバイザーに相談する

自分ひとりで考えるのでは、視野が狭くなってしまって気づけないこともたくさんあります。どうしても自分に合った仕事が見つけられない時には、就職や転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。

キャリアアドバイザーは、あなたのスキルやキャリアから客観的な転職のアドバイスをしてくれることでしょう。また、今まで気づけなかった自分の長所やアピールポイントを知ることができる可能性があります。

まとめ

日本には約1万7,000種類もの職種があります。その中から自分に合った仕事を見つけるのは大変ですね。
BaseUppの「適正診断」は、40問の質問に答えると適正タイプと結果に合う求人が表示されます。
なかなか自分がやりたい仕事が見つからない、自分に合った仕事がわからないという方は、まずは性格から適職がわかる診断を試してみてはいかがでしょうか。

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