indeedで応募を増やす求人の作り方
「採用活動でindeedを利用してみたいけど、どのように求人情報を書いたら良いのかわからない」「indeedに求人情報を掲載したけど、なかなか応募が集まらない」「求人を作る時にどんな点に気をつけるべきかわからない」とお悩みの人事担当者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、indeedで応募を増やす求人の作り方について解説します。
1.indeedの考え方に沿った求人を作る
採用活動にindeedを効果的に利用するには、indeedの考え方に沿った求人を作ることが大切です。indeedは、求人検索エンジンというサービスです。求職者が求人情報を検索した時に、業務内容がはっきり分からなかったり、実際の業務内容と違っていたりすると、求職者にとっては使いにくいものとなってしまいます。
そのため、indeedでは掲載基準が定められています。indeedを利用する時には、まず掲載基準の内容を確認しましょう。
●コミュニケーション規約
求職者が求人検索をした時に、その人の希望やキャリアに沿った求人が表示されるための規約で、企業が求人情報を掲載する際に注意すべきポイントになっています。
具体的には、複数の求人を提示しない（１職種、１勤務地が原則）、勤務地・職種・応募条件・給与の明記、企業名と所在地および採用担当者の氏名と職名の明記などです。
●応募に関する規約
求職者がスムーズに応募できるようにするための規約です。Indeedの応募ボタンから、該当する求人の応募画面に直接移動できといったアクセス性や応募の際の個人情報を漏洩しないというプライバシーついてのガイドラインが示されています。
●差別に関する規約
職業安定法や雇用対策法によって、求人の際には性別や国籍、出身地、年齢などの制限を加えることは禁止されています。業務に直接関係ないにも関わらず、これらの制限を記載した求人は掲載されません。
●合法性に関する規約
労働基準法や労働者災害補償保険法、最低賃金法、労働契約法、労働者派遣契約法など、労働者を守るためにさまざまな法律が定められています。これらの法律に違反するような求人は掲載されません。
●プラットフォームの不正使用に関する規約
求人情報を頻繁に投稿したり実際の勤務地ではない求人情報を投稿するような行為は禁止されています。
2.まずはココ！応募を増やすタイトルのコツ
掲載基準を理解したら、実際に求人情報を作成していきます。ここでもっとも重要となるのがタイトルです。この章では応募を増やすタイトルのコツについて紹介します。
■タイトルで他社との差別化を図る
求職者が求人情報を探す際に、一番最初に視線が行くのがタイトルです。タイトルがシンプル過ぎると、求職者の興味を引くことができません。タイトルで他社の求人との差別化を図りましょう。
タイトルに「未経験可」や「正社員登用有」など、求職者が興味を持ちやすいキーボードを含めると目に留まりやすくなります。
■仕事内容がイメージできるタイトルをつける
タイトルには、単純に職種名だけを記載するだけでなく、実際にどんな仕事をするのかイメージできるようなタイトルをつけましょう。また、一般的ではない社内用語や抽象的すぎる表現も、どんな仕事かイメージを伝えることができないため求職者に応募したいと思ってもらうことができません。
3.応募率UPにつながる作成ポイント3つ
タイトル以外で、indeedで応募率UPにつながる求人作成のポイントを3つ紹介します。
【求める人物像を描く】
求人情報に自社が求める人物像について記載することは、応募者が自分に当てはまると思えば応募意欲を高める効果があります。またミスマッチによる早期離職を防ぐことにもつながります。採用したい人物像を明確にしてから求人を作成するようにしましょう。
【職場の雰囲気を伝える】
仕事内容や給与など待遇の他に、求職者は職場の雰囲気も重視して応募する企業を選びます。現場の写真や実際に働くスタッフの声を掲載して、職場の雰囲気を伝えましょう。
写真は写真素材ではなく、実際に働くスタッフの写真の方がイメージが伝わりやすくおすすめです。
【労働条件を明確に記載する】
労働条件は求職者が重要視するポイントです。入社後のトラブルを避けるためにも、できるだけ細かく記載しましょう。
また福利厚生や待遇など従業員にとってメリットとなるポイントは、書いた方が求職者に魅力を感じてもらいやすくなります。
まとめ
今回は、求人検索エンジンを代表するサービスindeedで応募を増やす求人の作り方について解説しました。indeedで求人を掲載する際には、掲載基準を把握することが重要です。
また、求める人物像や職場の雰囲気、労働条件など、求職者が知りたいと思う内容をわかりやすく伝えることが応募を増やすポイントです。この記事を参考に採用活動にindeedを上手く活用しましょう。
『採用サイトBaseUpp』
