転職

2021.07.26

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コロナ禍で注目が高まるUIターン転職のメリット・デメリット

BaseUpp

新型コロナの感染拡大による働き方の変化によって、都心から離れて働くUターン転職やIターン転職への注目が高まっています。しかし、地方でのんびり働きたいという考えだけで転職すると後悔するになりかねません。今回はUターン転職、Iターン転職のメリットとデメリットと転職する際のポイントについて解説します。

U・Iターン転職とは

「Uターン転職」とは、生まれ育った場所以外で一度就職して、再び故郷に戻って働くことをいいます。
「Iターン転職」は、出身地以外の場所へ転職することで、一般的には都会で生まれた人が、地方に移住して働くことを指します。どちらも現在働いている場所とは別の、地方の企業に転職するという共通点があります。

U・Iターン転職が注目される理由

新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として導入が進んだテレワーク(リモートワーク)によって、働く場所に対する考え方が従来から大きく変化しました。
家賃などの生活コストが高く、通勤に何時間もかかる都心で働くより、地方でゆとりを持って働きたいという人が増え、Uターン転職やIターン転職が注目されているのです。

U・Iターン転職のメリット・デメリット

Uターン転職やIターン転職を考える際には、メリットとデメリットを十分に理解しておきましょう。

U・Iターン転職のメリット

Uターン転職とIターン転職のメリットや魅力には次のようなものがあります。

金銭的に余裕が生まれる
都心部と比べると、地方は家賃など生活コストが安くすみます。また、Uターン転職では、親と一緒に暮らす人も少なくありません。そうすれば家賃や光熱費、食費なども親と折半になるため、大きく生活費を抑えることができます。

都心で一戸建て住宅に住むのはかなり難しいですが、地価の安い地方であれば一戸建てを新築することも夢ではありません。

都会のストレスから解放される
都会で働く場合、満員電車のラッシュにもまれて通勤するのは、毎日ストレスを感じるのではないでしょうか。また郊外からの通勤の場合には、何時間もかかることも珍しくありません。
しかし、地方の場合は、通勤時間であっても満員電車になることは少なく、通勤時間も短くすむことが多いです。

ワークライフバランスが取りやすい
通勤時間が短いことで、時間の余裕が生まれ家族と過ごす時間が増えます。また、人口がそれほど多くない都市では、保育園に入れない待機児童の問題も少なく、子育てしやすい環境が揃っています。

U・Iターン転職のデメリット

Uターン転職やIターン転職にはメリットだけでなくデメリットもあります。

求人の種類や数が少ない
都会と比べると地方には、そもそも求人件数がそれほど多くありません。職種も限られていて、希望する条件の求人に合った求人が見つからない可能性があります。
さらに希望する職種の求人があったとしても、都会の企業と比べると給与が低いケースがほとんどです。

引っ越しが必要
Uターン転職・Iターン転職には、必ず引っ越しを伴います。引っ越しには、けっこうな時間と労力、コストが必要です。荷造りの準備する時間や引っ越しの費用など、あらかじめ考え考えておきましょう。

転職活動が大変
Uターン転職やIターン転職では、転職活動自体を行うのが大変です。求人情報はインターネットで検索して探すことができますが、実際の会社の雰囲気などは会社訪問や採用担当者に会って話を聞いてみないとわかりません。
最近では、Zoomなどを使ってオンラインで面接をする企業も出てきていますが、それでも最終面接は直接面談が一般的で、移動の時間や費用がかなり負担となります。

U・Iターン転職を成功させるためのポイント

Uターン転職やIターン転職を成功させるためのポイントを紹介します。

情報収集はしっかりと
Uターン転職の場合は、生まれ育った地域のため良く知っているでしょうが、Iターン転職では転職を考えている地方のことについて、事前にしっとりと情報収集することが大切です。
田舎暮らしにあこがれてIターン転職したけど、実際に住んでみたら不便で暮らしていけないということもあります。特に住宅やスーパー、病院、銀行、学校など生活に必要な施設についてはよく調べておきましょう。最終的には実際に足を運んで確認することも大切です。

求人があるのかどうか
そもそも求人がなれればUターン転職やIターン転職はできません。転職情報サイトやハローワークのウェブサイトなどで、その地域の求人を確認してみましょう。また特定の地域に特化した転職情報サイトや転職エージェントもあるので利用してみましょう。

転職情報サイトBaseUppで求人を探す


自治体の支援が受けられる場合がある
移住を伴うUターン転職やIターン転職を積極的に受け入れている地方自治体もあります。このような自治体では、住宅や仕事のサポートを受けられる可能性があります。
移住希望者向けの情報をサイトで発信している自治体もあるのでチェックしてみましょう。

まとめ

今回は、Uターン転職やIターン転職のメリットとデメリット、転職を成功させるためのポイントについて紹介しました。まずは希望する地域に求人がなければ、転職はできないので転職情報サイトや転職エージェント、ハローワークなどさまざまな方法で求人情報を確認してみましょう。
おすすめの転職情報サイトは「BaseUpp」です。このサイトでは求人検索だけでなく、無料で適性診断を受けることもできます。

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