転職

2021.06.11

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派遣から正社員になれるの?

BaseUpp

多様な働き方が増え、派遣社員として働く方も増えてきました。しかし、コロナ禍の中で将来正社員を目指したいと考える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、派遣社員から正社員を目指す方法をお届けします。

派遣社員から正社員になるメリット

安定して働ける

正社員と派遣社員で大きく違う点は、雇用期間に定めがない点です。派遣契約期間が満了したあと、「次の仕事がすぐに見つからないかもしれない・・・」といった不安は解消され、安心して働くことができます。

ボーナスや退職金がある

毎月の給料のほかにボーナスや退職金が支給される企業の職に就けば、収入面がアップします。また、3年以上など長期間就業すれば退職金も支給されます。

福利厚生が充実している

家賃補助、社員寮、社員食堂、資格取得支援、社員旅行,企業年金などが一般的です。多くの場合、大企業の方がこれらの福利厚生が充実しています。

昇給、昇格の可能性が高い

派遣社員よりも正社員のほうがスキルアップを評価されやすく、昇給や昇格が目指せます。

派遣社員から正社員になるデメリット

異動や転勤がある

派遣社員であれば、異動や転勤はありません。自分が希望する業務や勤務地を選択して働くことができます。しかし正社員の場合、会社から異動や転勤を命じられる可能性があります。

仕事内容を選べない

派遣社員は契約以外の仕事をする必要がありません。一方、正社員は幅広い業務をこなしていく必要があります。例えば、営業がしたくて入社したけれど、人事異動で総務にいくなどがあります。

仕事の責任が重い

派遣社員は契約以外の業務は行いません。しかし正社員は利益を出すことを求められル分、責任も重くなりがちです。

派遣から正社員になる方法

派遣社員から正社員になる方法として次の4つがあります。

今いる派遣先企業に正社員登用される

派遣社員から正社員に登用されることは可能です。 今いる会社の環境が良く、正社員として働き続けたいと思うのであれば、まずは派遣社員から正社員になった人がいるかどうか調べてみましょう。前例があれば、その会社に派遣社員から正社員になる仕組みがあることになり、正社員の欠員があればチャンスが回ってくる可能性もあります。

自分で正社員求人に応募し転職活動をする

今の職場で正社員を目指すのではなく、はじめから正社員雇用で転職活動をする方法です。 定年まで安定した働き方をしたい。今勤めている派遣先企業で正社員になりたいと必ずしも思っていない方におすすめの方法です。転職活動を始めるタイミングについては、現在の状況や自分の性格などを考慮した上で判断しましょう。

紹介予定派遣求人に応募する

紹介予定派遣とは、派遣社員として一定期間働いたあと、派遣先の企業に直接雇用してもらえるか審査をしてもらえる制度です。いきなり正社員として採用されても、お互いの相性などがわかりません。 しかし、紹介予定派遣の場合は実際に派遣社員として働く「お試し期間」があるため、人柄や働きぶり、職場の雰囲気などが明らかになります。そのため、雇用のミスマッチが起こりにくいのが特徴です。派遣社員と派遣先企業の双方の希望が合致すれば、直接雇用となる可能性があります。
紹介予定派遣の制度を利用すれば、派遣会社のサポートを受けることができるので、自分で転職活動をする面倒も少なくて済みます。つまり、派遣社員としての働き方と正社員雇用をいいとこ取りした制度なのです。 なお、紹介予定派遣の派遣期間は最長で6ヶ月となっています。この期間に双方にミスマッチが生じた場合、直接雇用には至りません。また、直接雇用されたとしても正社員とは限らないことを認識しておきましょう。直接雇用には契約社員やパート・アルバイトなども含まれます。

まとめ

派遣社員から正社員を目指す人は多くいます。正社員になると良いことずくめのように感じるかもしれませんが、そうとも限りません。派遣社員、正社員それぞれのメリット・デメリットを知り、それでも正社員になりたいかを自分の胸に聞いてから、転職活動を始めましょう。
派遣社員から正社員を目指すのはハードルが高いといわれていますが、決して不可能なことではありません。 正社員になる方法として3つあります。

①今いる会社に正社員登用される
②自分で正社員求人を探して応募する
③紹介予定派遣を利用する

派遣で働きながら正社員を目指せる制度として、紹介予定派遣があります。派遣で働きながら正社員を目指せば、時間や手間を短縮することができます。派遣で経験を積みながらスキルアップできれば、一石二鳥と言えるでしょう
興味があれば、一度試してみてはいかがでしょうか。

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