転職

2021.07.28

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転職活動は働きながら?退職してから?どちらがいいの?

BaseUpp

現在、転職を考えている人の中には、現職で働きながら転職活動をしたほうがよいのか、それとも退職して本格的に転職活動を進めた方がよいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では在職中、退職後に転職活動するそれぞれのメリットとデメリット、在職中に転職活動を行う際の注意点を解説します。

在職中に転職活動するメリット・デメリット

在職中に転職活動を行うには、メリットとデメリットの両方があります。

メリット

在職中に転職活動を行う一番のメリットは、収入が途切れることがないので経済的な不安がないことです。転職活動では、面接試験会場までの交通費や履歴書に貼る写真の撮影代、応募書類の郵送料など、細かいですが普段は発生しない出費があります。
退職してから転職活動をするとなると、貯金を切り崩すなどして生活することになります。十分に貯金がない場合、早く転職先を決めなければと焦ってしまい、本来自分が希望していた転職先ではない会社に焦って入社するといったことにもなりかねません。

主なメリット

  • 収入があるため経済的な不安がない
  • 職歴にブランクができない
  • 転職先が決まらない場合、現職にとどまることもできる

デメリット

在職のまま転職活動を行う場合、業界研究や企業研究、応募書類作成、面接試験など転職活動に充てる時間の確保が難しいことがデメリットとなります。休日に面接試験をしてくれる企業であればいいですが、平日に面接試験が行われる場合には、有給休暇を取らなければなりません。
忙しい職場であれば、有給休暇が取りづらかったり、有給休暇を申請することで転職活動をしていることが会社にバレたりする可能性もあります。

主なデメリット

  • 転職活動の時間が取れない
  • 面接日の調整が難しい
  • 転職活動をしていることが会社にバレることがある

退職後に転職活動するメリット・デメリット

在職のまま転職活動を行うのと、退職後に転職活動を行うのでは、どちらが有利というわけではありません。在職中に転職活動をする場合のメリットは、退職後に転職活動をする場合のデメリットになるといったように、ちょうど反対になります。

メリット

退職してから転職活動を行うメリットは、転職活動の時間が十分に確保できることです。面接日の調整も可能なので、同時に複数の企業に応募が可能です。業界研究や企業研究、面接試験の準備などもしっかりと時間をかけてできるため、短期間で転職が決まることが期待できます。
また、欠員補充などですぐに入社してほしいといった求人にも応募ができます。

主なメリット

  • 転職活動の時間を十分に確保できる
  • 短期間で転職先が決まることが多い
  • 入社を急ぐ求人にも応募できる

デメリット

退職してからの期間が長くなると、応募企業の人事担当者は、その期間に何をしていたのか疑問を抱きあまり心証がよくありません。そのため退職後に転職する場合には、できるだけ早く転職先を決めることが転職成功のポイントです。
また、退職後は収入が途絶えるため、十分な貯蓄がないと生活に行き詰まります。焦って転職先を決めて、入社してから後悔して、また転職先を探すといったことがないようにしましょう。

主なデメリット

  • 収入が途絶えるため、十分な貯蓄がないと生活に困る
  • 職歴に空白期間があると企業から不信感を持たれる
  • 焦って転職先を決めてしまい後悔する

在職中に転職活動する場合に気を付けること

在職中に転職先活動をするデメリットについては先ほど紹介しましたが、在職のまま転職活動をする際には次の点に気を付けましょう。

会社にバレないようにする

転職活動をしていることが、会社にバレてしまうと、強く引き止められて退職できなかったり、反対に社内に居づらい雰囲気になったりすることがあります。在職のまま転職活動をする場合には、会社にバレないように転職活動を行いましょう。
特に同業他社への転職の際には、思わぬところから情報が漏れることもあるので注意が必要です。

転職活動のスケジュール

在職のまま転職活動は時間の確保が大変です。休日や有給休暇を上手に活用しましょう。
休日に情報収集や応募書類の作成などを行い、面接日は有給休暇を取って対応します。
また、退職時の仕事に引き継ぎについてもスケジュールを立てて進めておきましょう。立つ鳥跡を濁さずで、現在の職場にできるだけ迷惑をかけないようにするのが、社会人としてのマナーです。

自分に合った方法で転職を成功させる

自分の希望に合った転職の企業を探すのは、想像以上に時間と労力がかかるものです。在職のまま転職活動をするにしろ、退職してから転職活動するにしろ、自分に合った方法で転職活動を進めましょう。

求人企業を探す方法として最も一般的なのは転職情報サイトです。転職情報サイトは求人情報が豊富に掲載されていて、地域や業種、職種など希望する条件で検索することができます。インターネットに接続できるパソコンやスマートフォンがあれば、いつでもどこでも転職活動が可能です。
一方、転職エージェントというサービスもあります。転職エージェントは専任のキャリアアドバイザーが、希望に合った求人企業を紹介してくれて、面接の日程の調整や年収交渉などもしてくれます。そのため在職中で、忙しくて転職活動の時間の確保が難しい人には転職エージェントがおすすめです。

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まとめ

まとめ 今回は、在職のまま転職活動をする場合と、退職してから転職活動をする場合それぞれのメリットとデメリットを紹介しました。
転職活動では、自身の希望する条件に合った求人を見つけることが重要です。転職情報サイトも転職エージェントも求職者は無料で利用できるので、まずは登録してみてはいかがでしょうか。

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