採用

2021.07.14

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中途採用で内定辞退を防止する方法!内定辞退者の心理を理解した対策について

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中途採用においても売り手市場が続いており、企業が応募者に内定を出しても、内定を辞退されるケースが少なくありません。企業は人材を採用するために、時間やコストをかけています。内定辞退は、それまで費やした時間やコストが無駄になるだけでなく、優秀な人材を逃してしまうといったリスクがあります。 採用試験後の内定辞退を防ぐために、企業ができることを一緒に考えていきましょう。

なぜ内定辞退が起こるのか?

マイナビが発表した「中途採用状況調査2020年版」によると、中途採用での内定辞退率は22.1%でした。つまり内定者4~5人のうち1人は、内定を辞退するということです。内定辞退率を地域別に見ると、首都圏が高くなっています。これは首都圏は求人数が多いため、転職希望者が内定を獲得しやすいためと予想されます。 なぜ内定辞退が起こるかについては、さまざま理由が考えられますが、複数の企業に応募して内定が出た場合には、志望順位の高い近い企業を選び、それ以外の内定は辞退することになります。1社だけに応募している場合でも、勤務条件や社風が合わなかったなどの理由で辞退されることがあります。

参考:マイナビ「中途採用状況調査2020年版」

内定辞退に多い理由とは

エン・ジャパンの人事のミカタ「辞退の心理[増補改訂版]」によると、内定辞退の理由としては、次のようなものが多くなっています。

内定辞退に多い理由

  • 勤務地、給与など条件の折り合いがつかなかった(40%)
  • 社風が自分に合わないと感じた(32%)
  • 他社での選考が通過した、内定が決まった(30%)
  • 求人情報や面接時の条件と齟齬があった(25%)
  • 企業の担当者の対応が悪かった(9%)
  • 転職に関して家族の反対があった(9%)
  • 入社日の調整がつかなかった(6%)
  • 在職中の会社から引き止めにあった(5%)
  • その他(12%)

参考:人事のミカタ「辞退の心理[増補改訂版]」


内定辞退を防ぐための方法

内定辞退を防ぐには、上記にあるような内定辞退の理由をできる限り無くすことが大切です。

勤務地、給与など条件の折り合いがつかなかった

内定辞退の理由で一番多かったのは、「勤務地、給与など条件の折り合いがつかなかった」です。募集の段階で、複数の勤務予定地があったり給与について目安で示していた場合、実際の条件を提示した際に、応募者の希望と折り合いがつかないことがあります。

勤務地や給与などの条件は、入社を決めるための重要なポイントです。できるだけ早い段階で、具体的な条件を提示するようにしましょう。遅ければ応募者から「条件が最後に提示される」「条件の提示がなく内定承諾を促された」などと不満に思われることがあります。

社風が自分に合わないと感じた

職場や働いている人の雰囲気を伝えるのはなかなか難しいものです。企業説明会などでは、自社の社風が伝わるように、具体的なエピソードを盛り込んで説明することが大切です。

応募者は、企業の社風を採用担当者や面接官からも感じ取ります。内定辞退の理由には「企業の担当者の対応が悪かった」もあります。採用活動は、企業と応募者のマッチングで、企業が一方的に評価するものではありません。採用担当者や面接官は、応募者からも評価されているということを、常に頭に置いて丁寧に対応するように心がけましょう。

他社での選考が通過した、内定が決まった

志望順位が高い他社から、内定が出たため辞退されることがあります。これを防ぐには、自社の魅力をしっかりと伝えて、自社への志望順位を上げることが大切です。自社の魅力をアピールする際には、応募者がどのような基準で転職先を選ぼうとしているのかを把握するこが必要です。

また、応募者の気持ちが変わらないように、他社より早く選考を進めて、選考後はできるだけ早く内定を通知しましょう。迅速に内定を出すことは企業の採用に対する熱意として応募者に伝わります。そして内定承諾までしっかりとフォローをすることが大切です。

求人情報や面接時の条件と齟齬(そご)があった

求人情報に記載された内容や面接の時に話した条件が、実際とは異なっている場合、内定辞退につながります。応募者には性格に条件を提示することが必要です。また、条件だけでなく会社の雰囲気なども、良いところだけではなく、課題となっていることも隠さず伝えることが大切です。もし課題となっている部分を伝えず採用したとしても、結果的には早期離職となる可能性があります。

まとめ

今回は、内定辞退を防止する方法について解説してきましたが、「勤務地、給与など条件の折り合いがつかない」「社風が合わない」などの内定辞退の理由から、最も大切なことは求人情報に正しい情報を掲載したうえで自社の魅力をしっかりと伝えることです。とは言え、求人情報をしっかり作りこむ必要性は理解しているけれど、時間がない・・・。そんな場合は、無料で求人広告が掲載できる

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